アドセンスは消費税が非課税?
個人事業主で売り上げが1000万円以上の人は消費税を納める必要があります。
会社を設立してから2年間は消費税は支払う必要がないのですが、
3年目から株式会社にした人も消費税の支払は必要となります。
消費税は簡易課税というものが法人の場合はあるのですが、
それでも、消費税の支払額は売上が5000万以上になると簡易課税は適用されません。
消費税も予定納税といって、4年目からは、前年度の売上で支払った消費税を元に半額を先払いしなくてはならないなど、結構バカにできない税金です。
そんな売り上げに大してかかってくる消費税ですが。
実はGoogleAdsenseの場合は、消費税がかかりません。
簡単に言うとグーグル自体からの収入が海外からのものであり、日本のグーグルから支払われているものではないためです。そのため輸出免税と同じ条件が適用になるとのことです。(ちなみにグーグル本社はアイルランドになってます。)
この件で、法人税を納めている管轄の税務署に問合せ、修正申告をしたところ、グーグルアドセンスの売り上げから支払っていた消費税分が返金されました。
ということで、法人化している人は、こういった修正申告をするとお金が戻ってきます。
ちなみに、これは私自身が気づいたことではなくて、税理士さんが指摘し、修正申告の提案をしてくれました。
こういった情報も、自分では拾えなかったり、気づかない情報だったりするんですよね。
ただし、これも常にインターネットの事情に詳しい税理士さんでないとなかなかわからないことだったりします。それか他のアフィリエイターの顧問を経験していないとわからないですよね。
そもそも、アドセンスのクリック報酬の仕組み自体わからない人が多いです。
アドセンスに限らず、たとえばFXでも海外の証券会社を使っている場合の税金の支払いとか、インターネットで収益を上げる人の仕組みは結構複雑になってます。
ウェブマネー、仮想マネーもたくさん増えてますし、そもそも法律自体が乱立する世界のインターネットのビジネスに対して追いついて行っていない感じもします。
そういったサービスでも、国税局や税務署がどう判断するか?やっぱり素人の私たちには想像つかないんですよね。