アドセンスの収益の波
グーグルアドセンスって本当にすごいなと思います。
グーグルアドワーズなどのPPC広告もそうですが、
常に改善、進化されていると日々感じます。
パンダアップデートやペンギンアップデートなどで、
今までSEO対策を過剰にしていたりした人や、不正なバックリンクを送っていた人は、
ここ1〜2年、ウェブマスターツールからの警告の対応に追われた人も多いのではないでしょうか?
それが原因でアドセンス報酬が激減した人もいれば、コツコツサイト運営をして複数のサイトを作成し報酬が増えている人もいます。
パンダアップデートやペンギンアップデートもそうですが、グーグルは常に試行錯誤して、検索結果の改善やアドセンスやアドワーズの機能もUPさせています。
管理画面の変化もたびたびありますし、昔は小切手でしか受け取れなかったアドセンス報酬も今では日本の銀行にキチンと振り込まれるようになりました。
かれこれ私は9年ほどアドセンスでの報酬を得ていますが、
単価といい、ディスプレイ広告といい、グーグルの機能はどんどん向上して行っているのと同じく、PPC広告を出稿する人たちもどんどん賢くなっているため、少なくとも7〜9年前よりはアドセンスだけで稼ぐというのが難しくなっているとは思います。
それは、アクセス数というものの確保の割合がどうしても検索エンジンだよりになりがちだからです。上位表示されていることに報酬が左右されます。
そのためパンダアップデートやペンギンアップデートで上位だったサイトが下に行ってしまったりペナルティを食らった場合、大きく報酬が減ってしまうのです。
また、どんなにアクセス数があっても適切な広告が表示されなければ、もちろんクリック率も下がりますよね?
私たちのブログやサイトに表示されるアドセンスはコンテンツ広告・ディスプレイ広告といって検索結果に出る検索結果に表示されるPPC広告とは単価なども違います。
昔はブログやサイトなどに表示されてもコンテンツマッチがさほど機能も高くなく、サイトやブログのコンテンツの内容とマッチしない広告がアドセンスとして表示されていましたが、今はそのコンテンツマッチの精度も高くなり、広告を出稿する側がコンテンツに対して広告を表示させるか?などもコントロールできるようになりました。
こういったグーグルアドセンス、PPC広告の機能の向上によって、アドセンスへの不正クリックなども防げるようになりましたし、アボられる(不正クリックを連続でされてアカウントが停止となる)などということもなくなりました。
これは、広告を出稿する側からもブログやサイトを運営する側にもよいことです。
ただし、コンテンツマッチの機能がさほどでもなかった昔に比べ、どんなコンテンツでもアクセスさえあれば稼げるようなことは難しくはなっています。
そういった背景もあり、アドセンス報酬は昔のように簡単に伸ばすことはできなくなっていると思います。
それでも1つの報酬形態としてのアドセンスの収益は確保しておきたいもの。
なので、やはり、アドセンス収益はどうしてもアクセス数に比例して波もありますが、
アドセンス収益を安定して確保するには良質なコンテンツを作り続け、定期的に更新する。複数のコンテンツを運営することでカバーするしかないですね。
コンテンツの内容やひっかかるキーワードによってクリック率も変わってきますし、表示される広告も変わります。
そういったことは1つのコンテンツだけの検証結果より、10のコンテンツの検証結果の方がいいですし、そういった意味では、アドセンス報酬を安定させるにはある程度のコンテンツボリュームのある複数のサイトを持つことが一番です。