アドセンスで税務署から御用聞きが来る?
アドセンスをはじめとするインターネットでの広告収入。
あなたはちゃんと申告していますか?
アドセンスをはじめとするアフィリエイト報酬は、きちんと収支の管理をして申告するというのは、収入が少ないときから意識しておくことが大事です。
アフィリエイトなどのインターネットからの広告収入の国税局の監視は年々きびしくなっており、思わぬところから御用聞き、チェックが入り、税務調査が入ることが珍しくありません。
特に、アフィリエイトというのは純利益の高いビジネスで、ブログやメールマガジン、スマホサイトなどにコンテンツさえ作ってしまえば、人件費はほぼ自分の時間のみしか掛らず、経費も少なく、少人数または個人でできる事業です。
そう、アドセンスをはじめとするアフィリエイトは立派な事業になるのです。
単なるおこずかい稼ぎと思っている人も多いのですが、おこずかいのレベルの収益に収まらず、年々報酬が増えていく人もたくさんいます。
そのため、最初は気軽に始めたブログなどが思わぬ収益を上げてしまい、
そのままその収益を申告するタイミングがわからなくなってしまった!
なんていう人もたくさんいるんです。
私もその一人なのですが。
アドセンスの収益ははじめた当初の2005年は一か月で1000円程度。
その後、ブログを増やしたり、大きいサイトをつくったりしたことによって、多いときは月に70万円を超える報酬となりました。
そんな状態になってしまうと、いつのタイミングで申告すべきか?本当に悩んでしまうのです。当時は私の周りでもアドセンス報酬を確定申告時に報告しないアフィリエイト仲間も多かったんです。
ある人は結果的に、ある程度他のASPアフィリエイトでも収益を上げてしまったため、税務調査に入られるはめになりました。
そして無申告ということで追徴課税もとられ、開業手続きや青色申告申請などもしていなかったことから、かなりの利息付の税金を支払う羽目になりました。
そんなことも身近であったため、アドセンスも含め広告収益が増えた私は、個人事業主から法人化も果たしました。
私の税務署から来た御用聞き、お尋ね調書
こちら私が実際に受け取った税務署からのお尋ね書です。
もうね〜。びっくりしましたね。
これが来たときは。
アドセンスの収入、昔は小切手で受け取ってたのもあって、
ASPアフィリエイトの報酬はきちんと個人事業主として青色申告で申請していたのですが。
アドセンスに関してはちゃんと申請してなかったんですよ。
そして、ある時、キーワードで上位にいたときにたまたま、私が作ったブログが上にあったことから2日間ほど爆発的にアドセンス報酬が伸びたことがあったんです。
そのため、その月はアメリカにあるグーグルからの報酬がなんと20000ドル超えてしまったんです。
海外からの入金というのは今では100万円超えると、なんであれ御用聞きがあるそうです。
特に海外で資産運用をする人やFXなどの投資を海外の証券会社で運用する人が増えたためもあって、年々海外からの入金というののチェックは厳しくなってるみたいですね。
ということで。
ええ、申告しましたアドセンス報酬すべて。
修正申告という形になったのですが、当時は顧問税理士さんもいなかったので、自分で市の税務署に足を運んで、経費などの内訳を提出。
青色申告修正届を出しました。
(後程書きますが、修正届は青色申告控除されませんでした。)
修正申告後は国民健康保険税や市民税もプラス修正されて、結局かなりの税金を支払う羽目になりました。
これ、私だけの話じゃないです。
結構似たようなことがある人たくさんいるんですよ。
ということで、アドセンス報酬が万単位になったら個人事業主になるか?法人化も視野に入れるか考えて確定申告はした方がいいんですよね。
これはホント、あとになってわかったことも多いんですが。
税金についてはサラリーマンだろうが、派遣社員だろうが、勉強しておいて損はないこと。
税金は日本に住んでいる間は日本のルールに置いて一生払い続けるもの。
税金とお金に関しては勉強してもしたりないほど、知識として頭に入れて置くべきなんですよね。